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車で移動の最中にFMをつけたら・・・
『奴隷のなみだが~美しい音楽になる~』なんて歌詞が流れてきた。 奴隷になったことはないけれど、 我慢や悲しみといったことは何がしか抱えている、その思いからか じーんときた。 歌はボサノバ調のさわやかな旋律にのって、 やがてエンジンを切るとともに終わる。 何かに支配され、そこから逃れようとする切ないキモチが 美しい歌詞の根っこになるのだろうか。 ちっぽけなことに支配されていた事実に気づき、 自分の心はほんとうはこんなに軽やかなのだと言いたげに 楽しいメロディを生むのだろうか。 偶然耳に入ったこのワンフレーズは、 私がどうしても抜け出せなかったちっぽけな支配の中から、 いとも簡単に外へ飛び出させてくれた。 #
by racdasan
| 2006-08-29 15:44
| 日記・・・すなおな日常
きょう きみに 9才がやってきた
朝一番に おめでとう と言ったら 寝ぼけた顔がいっぺんに 甘いお菓子のように とろけた パジャマ裏向き、トランクス前後逆の9才 きのうまちがえてスパイクシューズを買ってもらった9才 すっぽんぽんで風呂から上ってくる9才 きょうはじめてジェットコースターに一人で乗った9才 いまだにメリーゴーランドに乗りたいとせがむ9才 泣きながら宿題をやる9才 お弁当も水筒も忘れて学童へ行く9才 家のトイレでないとうんちができない9才 9才に特別なことなんてない それでもきょうは 特別なのだ きみにとっても わたしにとっても 9年前から一つ一つ 接ぎ木のように 世界が継ぎ足されてゆく おめでとうが継ぎ足されてゆく 誕生日とは 長い日常の日のいろいろな思いを一つに固めて ぽん と 節を接ぎ足す日なのかもしれない #
by racdasan
| 2006-08-23 01:31
| 詩・・・ココロのビタミン
草っぱらがみえた
ここらへんがいいな と 思って 草をがしがし踏みつけて 道をつくった 草が足をしゅっっしゅと こすり くすぐったく かゆい そうしてすすんだ 新しい道の先に だあれもいない川がみえた そこらへんに荷物をおいて 足をつっこむ ぞぞぞと冷たい よろりとするほど流れが早い 私たちは 足をふんばって 川とあそんだ 川も本気であそんでくれた さらさらと流れる清い水のように 夏の時間が流れていった なつかしい楽しさ 私にプールへ行った思い出がないのは この川があったからだろう だあれもいない川で 昔から今へ 夏の時間が流れてゆく だあれもいない川で 親から子へ 夏の時間が流れてゆく #
by racdasan
| 2006-08-19 01:34
| 詩・・・ココロのビタミン
夏のひとやすみが 背中にいる
もうすこしだね もうすぐだね そういいながら ゆらゆら おしてくる ねえまだ? あとどれぐらい? あそぼうあそぼう と 袖をつかんでくる そわそわしないで いい子で待ってて ひとやすみするには 片付けることもあるから と 私は 夏のひとやすみたちに 言って聞かす そんなのぼくらは 知らないよ と 後ろから はげしく ゆらす あそぼうあそぼう と 声を大にする おねがいだから少し時間をおくれ というと ひとやすみたちは にんまりささやく 時間は生まれたときに一人一人さずかるもので あげることはできないんだよ けれど 使うことはできるんだよ だから よびに来たんだよ と 私は 降参しそうになったが あそんでしまう楽しみのうらで 片付けなかった後ろめたさが ひとやすみたちを傷つけかねないと思いなおし 明日の明日ね と かれらを 背中におぶって いなくなるまで ゆらゆらごっこをつづけた PS みなさん、良いひとやすみをお過ごしくださいね。 #
by racdasan
| 2006-08-11 00:12
| 詩・・・ココロのビタミン
仕事の後、久しぶりに大勢で食事し、トップの方々に2次会へ誘われる。
夜8時の北新地。12年ぶりの北新地。 昔はとてもキラキラした、高嶺のクラブ街であったのだけれども どうしたことか、足も心も家路へ誘う。 主人と義母にあずけた子供達が気にかかる、というのもあるが、 それ以上に私自身がはずまない、というほうが大きい。 ピカピカの小ぶりのグラスにしっかり冷えたビールが、 最高の注ぎ方とマナーと品を理解した女性のサービスがついてテーブルにならぶ。 そのお値段、1杯1000円以上。 いっしょに行った先輩女性の方たちは、奢りを確信してお上手を入れながら うまく楽しんでいるのに、私は一人ムカムカして、1杯で和服のママにそっと帰らせていただいた。 「斜め向かいに美味しいパン屋さんがあるから、お身内の土産に買ってお帰りなさい。」 とママに言われた。 ムカムカと何もかもわかった優しさとで涙が出そうになった。 夜9時半の自宅。毎日がスタンダードな自宅。 発砲ビール、1缶124円。 ああ、うまい。 これが今、私の最高の価値なのだ、と、ひとり言のように思った。 #
by racdasan
| 2006-08-09 02:33
| 日記・・・すなおな日常
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