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日になんどもくっついてくる
あなたのぬくもりが ひざの上から せなかから むねから ほほから てのひらから わたしにむかって たくさん走る そのたびに 冷めきってくたびれた布団のような わたしに陽が点る ぽつりぽつり ほわりほわり わたしもあなたのように 父の母の どこかにしがみつき ぬくもりを走らせたのでしょう まるで愛のバトンのように 渡し渡され ころんでひろって 人は人へと また走る どっさり時間のかかる距離を ぬくもりは えんえんと 愛をつないで また走る ▲
by racdasan
| 2007-10-30 00:33
| 詩・・・ココロのビタミン
十一日前にやってきた
バラの娘さんが色枯れている それでもまだ 娘さんは咲いている わたしのすぐ近くで 娘さんは息をしている さわってみたら 内のつぼんでいるところは しめってやわらかく わずかに香りも立って 娘さんだった痕が見える やがて バラの娘さんは出発し ついには 跡形もなく消えるけれど 終わったわけじゃない あなたそっくりに生きるものが 残した意味を繋いでいきます だから どうぞお幸せに また会う日まで ▲
by racdasan
| 2007-10-21 01:09
| 詩・・・ココロのビタミン
少し開いたままのキッチンの小窓から
風にとけた秋が おはよう 今朝はすこし冷えたから おみそ汁を作るわ 卵焼きとソーセージも用意して そろそろ飛び起きてくる家族の 布団代わりに 今朝は湯気の上る食卓にするわ テレビは好きじゃないけれど 目覚まし代わりに 小さめの音量でつけてみる 「きょうは晴れ。すごしやすい一日となるでしょう」 秋とわたしだけのダイニングは まだ肌寒いけれど 斜めにはしる日差しもやってきたことだし ごちそうさまを聞くころには いいあんばいに あたたくなるんでしょう さて、いつものご発声 「おーい」 時間です 外風がぬるくゆらいで わたしたちが出てくるのを待っています ▲
by racdasan
| 2007-10-15 13:31
| 詩・・・ココロのビタミン
おたんじょうび、というだけで
ふわふわ、きらきら 一日じゅう星にラッピングされたようなきもちは いくつになってもつづくと思っていたのに 気がつけば 「きょうはおたんじょうびなの」 とは言わなくなっていました たぶん、他人様からすればもう 「きょうは月曜日なの」 と同じようにしか聞こえない気がしたからかもしれません そんなわけで おたんじょうびを月曜日のようにすごしていました するとまあ、どういうことでしょう ポーン ドカン コロンコロン ドカン いろんな星の弾が とんできたのです 思いもしなかったあっちこっちから月曜日へ 半身ほど弾にぶち抜かれて ふらふら、よろよろ それでもうれしくてたまらなかったのです 一晩じゅう『星に願いを』をハミングしながら 眠りにつきました ▲
by racdasan
| 2007-10-10 02:26
| お話・・・小さな童話
よるのベランダで せっせと干す
今日わたしのかわりに汚れてくれたものたちよ どうもありがとう とは言わない あしたもがんばって とも言わない でもね シャツをゆらすこの通り風とおなじくらい好きだから おやすみ と心からささやくわ よるのベランダに干した 愛するものたちよ この時間はいつも そばにいてくれる それがもう四日も雲間から出てこないあなたよ さびしいの とは言わない 独りにしないで とも言わない でもね なくした靴下のかたっぽのように また会える気がするから 待ってる と心でつぶやくわ よるのベランダから消えた 愛するあなたよ ※以前に書いた詩を手直ししました。 ▲
by racdasan
| 2007-10-03 15:23
| リメイク詩
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